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高野山町石道

 2020年11月14日(土)、毎年恒例の金剛会(清風南海高校同窓会)行事で、高野山町石道を歩きました。もう、10回以上参加しています。

 8:30に南海高野線九度山駅をスタートし、真田庵(真田親子が住んでいた草庵)の下を経て、慈尊院まで歩きます。

 慈尊院は、816年弘法大師が政所として伽藍を創建したのが縁起で、善通寺から訪ねてきた大師の母・玉依御前が滞在し、女人結縁の寺として知られています。

 大師が、月に9度母に会うために、高野山と慈尊院まで往復したことから、九度山という地名になったと言われています。

 この慈尊院に180町目の石碑があります。ここから高野山まで、1町(109.09M)×180町=19.64KMの町石道が始まります。所要時間は約7時間、高低差は約800Mあります。石柱は、鎌倉時代のものが多く残っているそうです。

 途中、六本杉→二つ鳥居→矢立(13:30)→大門(16:00)→根本大塔→金剛峯寺まで歩いて、帰りはバスで高野山駅まで行きます。もう紅葉は終わりのほうで、夕方は10℃くらい、かなり寒く感じました。この写真は、夕日を浴びた大門の紅葉です。また、来年元気で、参加したいなと思っています。