リカレント教育(マネジメント研修)

研修対象

中間管理者、中間管理者候補

研修の目的

日本企業の経営は、海外の経営理論や事例の影響を受けながら、日本独自の経営スタイルを確立してきました。

科学的管理論・管理過程論などの経営管理論から概括し、経営理念、企業戦略、組織論、人的資源管理論、マーケティング、生産管理論、イノベーション、財務会計、管理会計、CSRを題材とし日本的経営スタイルの特徴を学び、日常の企業での業務に活用できるようになります。  

到達目標(知識・技能)

日本的経営スタイルの特徴を、自分の言葉で記述したり、語れるようになります。

到達目標(思考力・判断力・表現力)

なぜ日本的経営スタイルが確立したのか、なぜそれが変化しつつあるのか論理的に記述したり、語れるようになります。

到達目標(主体的な態度)

現在生じている日本企業を取り巻く外的・内的環境変化に興味を持ち自ら情報収集や分析ができるようになります。


研修コース例(各回90分・3回コース)

(1)経営理念・経営戦略と組織

第1回    オリエンテーション、経営学の位置づけ、経営学と経済学の違い、日本の株式会社の仕組み、経営管理論と経営戦略論、バーニーの

        VRIOSWOT分析

第2回    経営理念と企業目標、ヴィジョンとミッション、ドメインの定義、企業戦略と事業戦略、ポーターの基本戦略、ポーターのバリューチェーン、

        ポーターのファイブ・フォース分析、イノベーションのジレンマ

第3回    組織内の垂直的な関係、官僚制、組織構造、職能制組織と事業部制組織、連結ピン、マトリックス組織、組織文化、

        理解度テスト・アンケート

(2)人事制度改革

第1回    オリエンテーション、コンティンジェンシー理論、雇用ポートフォリオ、人事制度、人事評価制度

第2回    目標管理制度、賃金体系、報酬管理、昇進と昇格、日本的経営、OJTOff-JT

第3回    キャリアの三次元モデル、マネジメント・スキル、リーダーシップ、理解度テスト・アンケート

(3)生産管理とマーケティング

第1回   オリエンテーション、生産管理とオペレーション、生産管理とQCD4M4PQCD、生産形態による分類、見込生産と受注生産、

         ライン生産とセル生産、オートメーション、フォーディズムとフォード・システム、デトロイト方式とトヨタ方式、SECIモデル

第2回     ドメインの定義、STPマーケティング、プッシュ戦略とプル戦略、イノベーションの普及

第3回     製品コンセプト、マーケティング・ミックス、BCGPPM、理解度テスト・アンケート

(4)会計入門と倫理

第1回   オリエンテーション、企業会計、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書

第2回   税務会計、財務分析、損益分岐点分析

第3回   企業の社会的責任、企業倫理の原則、企業不祥事、理解度テスト・アンケート 

(5)経営理論

第1回   オリエンテーション、経営学の位置づけ、経営学と経済学の違い、日本の株式会社の仕組み、経営管理論と経営戦略論

第2回     科学的管理論、管理過程論、人間関係論、マズローの欲求段階説、ハーズバーグの動機づけ衛生理論、マグレガーのX理論と

                 Y理論、SECIモデル

第3回     官僚制ポーターの基本戦略、ポーターのバリューチェーン、バーニーのVRIOSWOT分析、アンゾフの市場戦略論、

                 理解度テスト・アンケート

オーダーメイド編集

クライアント企業さまの業種・業態、研修目的などを考慮し、ご相談しながら、研修内容を編集します。例えば、各回3時間・4日・全12時間コースなどに、編集し直すことができます。また、受講者が遠隔地に分散する場合には、Zoomを使ったオンライン講義にも対応できます

研修のスタイル

講義形式。受講者に適宜質問し、回答を求める。講師が制作したテキストパワーポイント)を提示します。

準備物・備品

ホワイトボード、インターネット、プロジェクターHDMI・動画視聴用)スクリーンなど

価格

ご相談の上、決定します。